
「愛犬に、新しい家族を紹介する」——。
犬と赤ちゃんのいる暮らしは、想像するだけで微笑ましく、大きな喜びに満ちています。
愛犬が赤ちゃんの良きお兄ちゃん・お姉ちゃんになってくれる姿を見るのは、飼い主さんにとって最高の幸せかもしれません。
一方で、新しい家族を迎えるにあたり、「安全は確保できるかな?」「衛生面は大丈夫かな?」といった心配事が尽きないのも正直なところ。
この記事では、犬と赤ちゃんがお互いに心地よく、そして安全に過ごすための「環境づくり」に役立つ便利なグッズをご紹介します。
絶対に安全を保証するものではありませんが、パパ・ママの心配を少しでも軽くし、みんなが笑顔で過ごすためのお手伝いができるアイテムばかりです。
ぜひ、ご家庭に合ったものを見つける参考にしてください。

目次
【空間を分ける】まずは基本の「安全対策」グッズ
何よりも大切なのは、お互いの安全なスペースを確保すること。
特に赤ちゃんが動き始めるようになると、物理的に空間を分ける工夫が不可欠になります。
1. ベビーゲート/ペットゲート
犬と赤ちゃんとの間に「境界線」を作ってくれる必須アイテム。
赤ちゃんが犬のトイレやごはん場所に近づくのを防いだり、お昼寝中の赤ちゃんスペースに犬が不用意に入るのを防いだりと、様々なシーンで活躍します。
どんな時に役立つ?
・キッチンなど、赤ちゃんに入ってほしくない場所への犬の侵入防止に。
・赤ちゃんが、犬が落ち着いて食事や休息をしている場所を邪魔しないように。
・来客時など、一時的に犬と赤ちゃんを分けておきたい時に。
選び方のポイント
・高さ: 愛犬が飛び越えられない高さか。
・ロック機能: 赤ちゃんには開けにくく、大人は片手で開けられると便利。
・設置方法: 壁に穴を開けない「突っ張り式」か、より頑丈な「ネジ止め式」か。
![]() | 価格:1640円~ |

![]() | 価格:1640円~ |

2. ベビーサークル/ペットサークル
ゲートが「線」の仕切りなら、サークルは「面」で安全な空間を確保できるアイテムです。
赤ちゃん専用の安全な遊び場を作ったり、逆に犬が一人で静かに過ごせる聖域(サンクチュアリ)を作ってあげたりできます。
どんな時に役立つ?
・ママが少し家事などで目を離す際に、赤ちゃんを安全な場所で遊ばせておきたい時。
・犬が来客や物音に興奮した際に、落ち着ける避難場所として。
選び方のポイント
・広さと形: 部屋の広さや置きたい場所に合わせて、形を変えられるものが便利。
・素材: プラスチック製、木製、メッシュ製など。掃除のしやすさやインテリアとの調和で選びましょう。
![]() | 価格:16800円~ |

![]() | 価格:2760円~ |

【清潔を保つ】気になる抜け毛や汚れに「衛生対策」グッズ
犬がいると、どうしても気になるのが抜け毛やニオイ。
ハイハイを始める赤ちゃんのためにも、お掃除や衛生管理に役立つグッズは強い味方になります。
3. 手軽で高機能な掃除機
犬の抜け毛やフケは、こまめな掃除が大切です。
特に赤ちゃんがいると、掃除の頻度は格段にアップ。
サッと取り出して使える手軽さと、しっかり吸い取る機能性を両立した掃除機がおすすめです。
おすすめのタイプ
コードレスのスティッククリーナー、静音性の高いモデル、お手入れが簡単なサイクロン式など。
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4. 空気清浄機
床に落ちる毛だけでなく、空気中に舞うフケやハウスダスト、気になるニオイをキャッチしてくれます。
24時間稼働させておくことで、お部屋全体の空気をクリーンに保つ手助けになります。
選び方のポイント
フィルター性能(HEPAフィルターなど)、適用床面積、ペットのニオイに特化したモードがあるか。
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5. ペット・赤ちゃんに優しいウェットティッシュ/除菌スプレー
お散歩から帰ってきた愛犬の足を拭いたり、床のちょっとした汚れを拭き取ったり。
犬や赤ちゃんが万が一舐めてしまっても安全な成分で作られたものを選ぶと、気兼ねなく使えます。
選び方のポイント
「ペット用」「赤ちゃんにも安心」などと明記されているか、ノンアルコール・無香料タイプかなどをチェックしましょう。
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【お互いのために】ストレスを減らす「心のケア」グッズ
赤ちゃんが来ると、どうしても生活の中心は赤ちゃんになりがち。
愛犬が「自分は後回しにされている…」と感じてしまわないよう、心のケアに繋がるグッズも用意しておくと安心です。
6. 知育トイ/コング
パパ・ママが赤ちゃんのお世話で忙しい時、愛犬が一人でも集中して楽しく過ごせるおもちゃは、退屈やストレスの解消に役立ちます。
おやつを詰めて与えられるコングなどは、長時間楽しめるので特におすすめです。
選び方のポイント
愛犬のサイズに合ったもの、誤飲の心配がない丈夫な素材のものを選びましょう。
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7. 犬だけの「安心できるベッドやクレート」
賑やかになったリビングの中でも、「ここに来れば絶対に邪魔されない」と犬が思える場所を作ってあげましょう。
自分だけの匂いがついた居心地の良いベッドやクレートは、犬にとって大切な心の拠り所になります。
ポイント
赤ちゃんの手が届きにくい部屋の隅などに設置してあげると、より効果的です。
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まとめ:グッズはあくまで「お守り」。一番大切なのは…
今回ご紹介したグッズは、犬と赤ちゃんが安全・快適に暮らすための、あくまで「補助的なツール」です。
一番大切なのは、「大人が絶対に犬と赤ちゃんだけ(二人きり)にせず、常に目を配ること」。そして、愛犬のストレスサイン(あくびをする、体を掻く、そっぽを向くなど)を見逃さず、愛犬とのコミュニケーションの時間も意識して作ってあげることです。
大変なこともありますが、犬と赤ちゃんが共に成長していく姿は、何にも代えがたい宝物になるはず。
便利なグッズを賢く活用しながら、家族みんなで笑顔あふれる毎日を送ってくださいね。
